「そうだねって、なんでイエネェのか?」

この時期になると、なじみ客からまとまった数で弁当の依頼が舞い込む。
先日も、内容お任せで20個ほど注文をいただいた。

「半分を焼き肉系で作るから、後の残りはフライで宜しく」

フライ担当の婆さまにそう言うと

「ロースが沢山余ってるから(ちっとも余ってなんかいないんだけどねぇ・・・)
トンカツ弁当で良いか?」 とアタシに言う。

「良いんじゃない? (余ってるんなら)少し厚めにカットしてあげれば?
いつものお客さんだし」と更に言うと、途端に怪訝な顔になった。

実は婆さまのカットするトンカツ用の切り身は、芸術作品の様に薄い。
客には、「100グラム位で切っています」 とか言っているようだが
実際測ってみると、80グラムにも満たない事があるのだ。
アタシはソレを密かに”せんべいカツ”と呼んでいる。

普段なら ココで口を閉ざすのだが チャンス到来ッだと 婆さまに言い放つアタシ。

「あのさぁ、店で売ってるカツ、ちょっと薄くない?
ロースが余り気味なら もぅ少し厚く切っても良いんじゃないの?」

みるみる鬼の形相に変わっていく婆さま。
原価計算やらなんやらを、そのオツムで激しくはじいているのであろう。
もちろん、ギャーギャー騒ぎ始めた。 
後から爺さまに聞けば、「だったらおめぇ(アタシの事)が切れば良いじゃねぇか」とか言ってたらしい。
取集が付かないので

「もぅ良いです、もぅ結構ですから」 と、一言言い放って アタシは終了。
あぁ~ メンドクサッ



すると、傍にいた爺さま。   婆さまに向かって一言。



「なんで、そうだなって言えないんだ?」



良いぞぉ爺さま、グッジョブ。




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# by nikuya129 | 2017-03-25 08:06

やっと死んでくれたよ♪

と、言われない生き方をしなくちゃなぁ・・・と、つくづく思う。


1月15日。 あるレディの葬儀があった。
彼女は最期まで病状を隠しておきたかったそうだが、ご友人から話が漏れ
お別れには大勢の方々が集ったらしい。
余りお付き合いは無かったものの、彼女の事は知っていたので
せめて線香位手向けたかったのだが、
全てが終わってから事の次第を知ったアタシは、今はただ冥福を祈るのみだ。

アタシとほぼ同年代の彼女。
今年、お子さんの結婚式が予定されていたそうだ。
そして末っ子は成人式。彼の凛々しい姿を見たかっただろうになぁ。

去年の12月末に入院した彼女は、2週間足らずであの世に旅立たれた。

こうして若い命があっという間に消えてしまう事に
無念・・・・としか言いようが無い。



日がな一日テレビの前にどっかり座って居たり、
ストーブを前にじーーーーーーーーっとしてたりして、
ただただ時が過ぎるのを待つ・・・・そんな姿を見る度に



何かやる事ないのかねぇ・・・・・・とも、つくづく思う。













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# by nikuya129 | 2017-01-21 06:58

もぅ無理だな。

車のハンドルを握る老人が、起こす交通事故の悲劇が、
何度もメディアに取沙汰される昨今。
我が家の爺さまも、つぃに車の運転を断念せざる負えなくなった。
(だぶんねぇ もぅ仕方が無いよねぇ・・・)

事の起こりは 1月2日。

婆さまの妹家族が我が家を訪れ
彼らと共に、飲みつけないアルコールを、思う存分飲んだらしい爺さま。
アタシらが帰宅した頃にはろれつが回らず、胃袋からの逆流も見られる状態で
目を吊り上げた婆さまが、嫌悪の表情を浮かべつつ
ぐ―パンチをお見舞いする始末だ。苦笑。

翌日。婆さまのご友人宅に新年の挨拶に向かう為、車を使ったらしいのだが。
案の定低血糖を発症。意識が遠のく中、やっとの思いで自宅へ戻るも
駐車場に入れる事も出来なかったとか。
幸い 人身事故は起こさなかったものの、サイドミラーは激しく損傷。

こんりんざい、爺さまには車の運転は辞めて貰う事とした。

今までも 爺さまの仕事は週一度の豚の骨抜きと、配達だけだったのだが・・・・・。



コレは仕方が無いと腹をくくるしか無い。






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# by nikuya129 | 2017-01-12 11:38

おせち料理。

毎年、おせち料理だけは作る婆さま。
以前より、かなり品数とその量は減ったが 相変わらず鍋一杯作る。

婆さまのレパートリーは
新潟県名物「のっぺ」「スルメだしで、具は大根と厚揚げだけの雑煮」
「きんとん」「なます」「数の子の醤油漬け」そして何故か「塩から」だ。

だが
「今年はイカが採れなくて、いっぱい500円もする」 と、散々言うので
「だったら 塩からは作らなくて良いんじゃない?」 更に、
「数の子が一本250円もした」 と、叫ぶので
(残ったら松前づけを作ろうと思ったが)今年は無しとした。


「おせち料理なんて誰も食べない」と散々言われている昨今。
我が家とて同じようなもんだから、ほんの一口ずつあればソレで充分で、
残った大量のおせちは 爺婆二人で消化せざる負えないのだ。


なのに 何故わからない? 理解不能なのでもぅ考えない事にしているが。 苦笑。


正月休みが明けたその日。夕飯時の事だ。
手持無沙汰でポ~ッとしている婆さまに
「たまには(爺さまに)サラダ(生野菜)でも作ったら? そろそろ違うものが食べたいんじゃない?」

と言ったところ、


テーブルに並べられたのは、結局、残り物の


なます
  そして 正月料理の品々だった。







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# by nikuya129 | 2017-01-08 09:31

宅配。

先日、某作業員が客の荷物を投げつける・・・・そんな動画がネット上にアップされ
色々、云々、言われてたねぇ。

宅配を利用する側としては 兎に角便利。
クリック一つでなんでも届く。ほんの数日で届く。 へたすりゃ、当日にだって届く。 スゲーッ
玄関まで荷物を取りに来てくれるサービスまである。しかも 無料。 なんどでだってタダ。  スゲーッ
車も入れない物凄い急坂を下りたところにある 山奥の温泉宿に
宿泊客の荷物が宅配で届き・・・・・。それを傷を付けず、大切に運ぶ。 スゲーッ


荷物を運んでくれるのは、「人」 だ。

それが仕事じゃねぇか、そんつら当たり前だろう。
時間指定したじゃねぇか、 なんで遅延するんだよッ
金を払ってんだッ バカヤロウッ




分かるよ 分かる。



だけど、さ。
精神的に追い込まれて、辞めちまうんだよ。直ぐ。
宅配をしてくれる人にもっと感謝しなくちゃ、って思わない?
海外だと、配達先が留守だった場合、一回だけは再訪問してくれるけれど
2度3度はしないらしいよ。 ふ~ん。




夜遅くまで 走り回ってる宅配の車を見る度に、
物凄く疲れてるんだろうなぁ・・・なのに、 
いつもにこやかに手を振ってくれる宅配の兄さんらを見かける度に



ありがとう って つぶやくんだ。  アタシ。
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# by nikuya129 | 2016-12-30 07:02