逞しく生きてけよ。

早朝ドアを開けた途端、懐かしい鳴き声が耳に届いた。
「まぁ お前ったら無事だったんだねぇ」

3ヶ月ほど前から突然姿を見せなくなり、もぅ死んだと思っていた野良猫。
片耳に付けられた三角の切り込みに、丸くて少し曲がった尻尾だ。間違いない。
どこかで食い繋いでいたんだろうねぇ 奴の毛並みは凄く良くて
怪我を負った風でも無かった。
そして、相変わらずシャーシャー威嚇しやがる なんて可愛くねぇんだよッ バカッ

とっくに捨てちまったキャットフードを(早まったなぁ)と思いながらも
いや、餌をやるのはもぅよそう・・・・と腹をくくった。


かわいそうだが、家猫じゃーない。
かわいそうだが、病気になったって何もしてやれないし、最期まで面倒もみられない。
餌をやることは、奴が自分で生きてく妨げであって、
アタシの自己満足に変わりない。


すっ飛んで逃げる奴の姿に(逞しく生きていけよ) と思うアタシだった。
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by nikuya129 | 2013-04-23 18:21